働かなくても生きていければ楽だ!なんて、誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?誤解を恐れずに書かせていただければ、豊かになった日本では、働かなくても生きていける社会になったのかもしれません。都会ではホームレースが随分と増え、中にはホームレスライフを謳歌しているような人もいるようです。
 さぁみなさんもホームレスになりましょうという話ではありません。がしかし、団塊のジュニアと呼ばれる世代では、それに近いことが起こっています。働いていないということではなく、上昇志向を持たない人が増えています。
 昭和50年代以降に生まれた人にとっては、日本社会は既に豊かな社会でした。食べることはもちろん、お風呂に入っていない人もいません。着る物だって、キチンとしてますし、テレビもビデオもエアコンも、携帯だって、そして最近はパソコンだってある家庭が増えました。ですからこれ以上頑張って、物質的な豊かさ、経済的な豊かさを求めない人が増えたって、何の不思議もありません。
 オタク市場が元気です。衣食住という基本的な生活は既にありますから、みんな趣味趣向に走ります。自然な流れです。人生を楽しむ。そんな言葉も最近よく耳にします。
 団塊の世代があと2年で定年を迎え始め、時間とお金の余裕がある人がたくさん増えるからその辺を狙った戦略ですが、そんなに簡単では無いと思います。
 最近は、物質的な豊かさを提供するビジネスは非常に難しいのかなと思っています。現実に弊社が販売しているタイヤという商品にしても、危険な状態であるのに3万円という金額を出すのに抵抗感のある人が増えました。毎日パチンコには3万円つぎ込んでも、そして携帯電話に毎月2万円を払っていてもです。

 
 働かなくても生きていける時代だと実感する一方で、過酷な労働条件の中で働く人も増えました。企業の利益が過去最高を記録したというニュースを聞いても、何かピンッと来ないのは、人への負担を増やしただけだからかもしれません。デフレ時代が人への負担を過酷なほど大きなものにしてしまったと強く思います。
 コスト削減のために人員は削減されてもサービスの質と量は減らせず、労働時間だけが増えている会社は少なくありません。
 長距離トラックのドライバーや歩合制の営業マン、フランチャイズチェーンの店長さんなどなど・・・政府の求める労働時間とはほど遠い状況が増えています。
 しかし働く世代の感覚は間違い無く変化しています。無理に働くことを否定する世代が出現して、誰もが嫌がるような仕事に従事する人間の数が著しく減少している気がします。
 人手不足感が急速に広がっている昨今、ファミリーレストランなどでもパート・アルバイトを活用する路線から正社員を採用して接客を強化する動きが出てきています。単純に物質を提供するビジネスから、いかにサービスを付加することができるかの競争になっています。
 団塊の世代は800万人(S22〜24年生まれ)。全てが労働をしているわけでは無いにしろ、人手不足がもっと深刻になるのは間違いありません。人材に負担を掛け過ぎている業種には従業員が居なくなり、お
客様は今以上に人間が介在したサービスを求めるようになると強く感じます。
 であるならば、なんとなく行っていた自社のサービスにも、もっと付加価値を付けなければいけないですし、従業員の待遇やモチベーションについても、今まで以上に考えなければ、ビジネスの存続は不可能であ
ると強く思います。
 そして反面、そうしたところに大きなビジネスチャンスが横たわっているとも感じます。実際僕自身も、日々サービスに不満のあることが多くあります。こんなサービスが欲しい!そんな風に思ったら、きっとそれがビジネスチャンスです!

 

   
   人口減少で
     日本は繁栄する。

     日下 公人 著
      詳伝社  
    ¥1,600(税別)

 人口減少って最近よく話題になっていますね。人が増えることで経済発展を達成した日本が次にどんな社会になって行くのか?!まあ、不安もありますが、ワクワクしちゃうのも本音です。大事なことは、みんながどうなのか?!ということより、自分がどう生きるのか!自分自身の幸せは何なのか?!についてキチンと考えることだと思いました。絶対お薦めです♪

 

<編集後記>

 楽天がTBSと業務提携したがっていますね。ネットメディアも、そろそろ次の段階に進まないとかなりヤバイんだと思います。楽天市場も頭打ちのようですし、締め付けが厳しすぎて撤退する有力店も多いと聞きます。楽天トラベルもホテル業界からは大ブーイングでしたから、それでも楽天と繋がっていなければいけない求心力をもたないといけないんでしょう。三木谷さん頑張ってください♪



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